FAQの構造化データマークアップを記述する方法を説明します。ここでは、Googleの推奨するJSON-LD (JavaScript Object Notation for Linked Data) 形式を使用した方法を示します。
記述方法( JSON-LD )の場合
まず、<head>
もしくは <body>
タグの中に、以下のようなJSON-LDスクリプトを追加します。
<script type="application/ld+json">
{
"@context": "https://schema.org",
"@type": "FAQPage",
"mainEntity": [
{
"@type": "Question",
"name": "質問1のタイトル",
"acceptedAnswer": {
"@type": "Answer",
"text": "質問1に対する回答のテキスト"
}
},
{
"@type": "Question",
"name": "質問2のタイトル",
"acceptedAnswer": {
"@type": "Answer",
"text": "質問2に対する回答のテキスト"
}
}
// 他の質問と回答を追加する場合は、この形式で続けて記述します。
]
}
</script>
ここで、"name"
プロパティには質問のタイトル、"text"
プロパティには対応する回答を記述します。複数の質問と回答がある場合は、"mainEntity"
配列に続けて追加していきます。
このJSON-LDスクリプトを適切に記述し、ページに追加することで、検索エンジンはそのページがFAQページであることを理解し、検索結果に適切に表示されるようになります。
注意点として、構造化データマークアップを正確に記述することが重要です。構造化データが間違った形式で記述されていると、検索エンジンが情報を正確に認識できず、SEOへの効果が得られない場合があります。
記述が完了したら、Googleの構造化データテストツール(https://search.google.com/structured-data/testing-tool/)などを使用して、正しく記述されているか確認してください。