WebマーケティングとOODAループ

弊社ではWebマーケティングのお手伝いをする際に、OODAループやPDRのフレームワークを用いて業務を進めております。そこで今回は、OODAループについて簡単にご説明したいと思います。

OODAループとは

観察(Observe)

1つ目のステップで支援することは、現状把握する力・データ収集力の向上です。

私達はWebマーケティングを支援する上で、第一にデータ収集力を重視しています。市場・消費者ニーズを知るためのデータ、アクセス解析による自社サイトの現状を知るためのデータ、競合他社の戦略や集客力を知るためのデータを提供していきます。

具体的には、Googleアナリティクス4(GA4)やGoogleサーチコンソール、LookerStudio、Googleタグマネージャー、検索クエリやサイトの調査ツールを用いて、Webマーケティングに必要なお客様のデータ収集力を強化します。

これらのデータをどれだけ簡単に素早く取得できるかによって、次のステップが大きく変わります。

気づき・理解・発見(Orient)

データによって現状を把握したら、どのような傾向があるのか、どのような課題があるのか、お客様と一緒に気づきや解釈の意見交換をしていきます。

同じデータを見ても、人によって解釈が違ったり、重要だと感じるポイントは人それぞれです。Webマーケティングの目的や、お客様が考えるゴールに対して有効な施策について意見交換をしていきます。

具体的には、検索流入を増やす際のキーワード選定、自社サイトの課題・改善点のピックアップ、コンテンツ設計などを行います。

意思決定(Deside)

今後の施策について意思決定をしていきます。

幅広く新鮮なデータで現状把握をし、気づきや課題を発見したら、 何かしらの意思決定をすることが重要です。しかしながら実際には、「気づいても何もしない、何もできない」そういったケースが実際の現場では起きています。

施策の内容や実施するタイミングなど、必要な段取り・人員・予算についてしっかり意思決定をしていきます。

行動(Act)

意思決定した施策に対して行動します。

SEO対策ならば基本タグの修正や、サイトの見せ方や導線の修正を行います。これらの施策に対する評価・報告ができる環境を整え、ステップ1の現状把握へ循環するループを構築します。

PDRとは

準備(Prep)

PDRのPは、Prep(準備)です。これから何をすべきか、理由や目的を設定します。

行動(Do)

Dは、Do(実行)です。準備した内容に沿って行動をおこします。

評価(Review)

PDRのReviewは、成果を見てもらい客観的な評価をしていきます。

Webサイトへの検索流入を生み出すためには、現状把握が重要になってきますのでOODAループのフレームワークで業務を行います。

ランディングページ、バナー、動画の広告素材などの制作業務については、PDRのフレームワークを用いて円滑に業務を進められるようにしてします。

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